ホワイトニングには、歯科医院でおこなう「オフィスホワイトニング」と、自宅でおこなう「ホームホワイトニング」、両方を併用し最高の効果を期待できる「デュアルホワイトニング」があります。
山口歯科はすべてのホワイトニング方法をご用意し、患者様の希望に応じられるシステムを整えております。
オフィスホワイトニング(即効性の高い院内ホワイトニング)
ホワイトニング先進国:アメリカで研究・開発された最新のビヨンドホワイトニングシステムを導入しております。
短時間に歯を白くすることができ、安全性も高いことから、アメリカでは人気のホワイトニングシステムです。
高濃度のホワイトニング剤(過酸化水素)を歯に塗り、光照射によってホワイトニング剤を活性化させ、発生した活性酸素によって着色物質を分解・漂白します。
光照射の問題点であった発熱と有害な紫外線の問題をクリアした最新の光照射器を使用するため歯質を傷めることもありません。
ホームホワイトニング(自宅で気軽にじっくりと白い歯に)
用法に従って自宅で気軽にできるホームホワイトニング。
山口歯科ではアメリカで人気の高いオパールエッセンス・ホワイトニングシステムをメインに数種類のホワイトニングシステムを扱っております。
オパールエッセンスのホワイトニング剤の主成分は過酸化尿素で古くからお口の消毒に使われてきたものです。アメリカ医薬品局でも安全性が認められ、また日本でも厚生労働省が認可した安全なホワイトニング剤です。粘性の高いホワイトニング剤なので使用中の専用トレーからの液漏れが少なく、快適にご利用いただけます。
自宅でのホワイトニング方法
当院でホームホワイトニング専用トレーを作り、使用方法を説明します。
1日に6~8時間のホワイトニングを、2~4週間と時間をかけておこないます。
ホワイトニング剤の効果は8~10時間程あるため、就寝時のご利用をお勧めします。
トレー装着方式のホームホワイトニングでは前歯から奥歯まで全歯が対象になります。
ホームホワイトニングの長所
低濃度のホワイトニング剤(過酸化尿素)を使うため安全。
時間をかけることでエナメル質内部まで浸透して作用する。
時間をかけることで、よりいっそう白くなる。
時間をかけることで、白さが長持ちする。
都合にあわせて好きなときにホワイトニングができる。
前歯から奥歯まですべての歯を白くすることができる。
ホームホワイトニングは白さの効果を付属のシェードガイドで確認しながらできるので、毎日がんばろう! とモチベーションがあがります。
ホワイトニングメインテナンスとしても取り組みやすさは一番です。
ホームホワイトニングの短所
安全性の高い低濃度のホワイトニング剤のため、効果が出るまで時間がかかる。
継続する努力が必要。
トレー装着に違和感を感じることがある。
ホームホワイトニングの治療例
写真はオフィスホワイトニングの後、ホームホワイトニングをされた患者様になります。
デュアルホワイトニング:オフィスとホームのW効果でより白く
オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用するホワイトニングです。
オフィスホワイトニングによるエナメル質へのマスキング効果は、ホームホワイトニングに比べると浅くなります。これは、即効型のオフィスホワイトニングとじっくり型のホームホワイトニングの違いによるものです。
デュアルホワイトニングは、オフィスホワイトニングによる即効性と、ホームホワイトニングの白さと持続性といったメリットを追求したホワイトニングです。
次のホワイトニング効果の違いの図からもデュアルホワイトニングが究極のホワイトニングであることがわかります。
デュアルホワイトニングの方法
オフィスホワイトニングで一定の白さまで一気にホワイトニングします。
その後、ホームホワイトニングでじっくりと時間をかけて歯を白くしていきます。
デュアルホワイトニングの長所
オフィスホワイトニングとホームホワイトニングの利点を併せ持ったホワイトニング方法です。
他のどの方法よりもホワイトニング効果が期待できます。
もっとも早く白い歯を手に入れることができます。
自然な感じの白さが持続します。
デュアルホワイトニングの短所
オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用するため費用がかかります。
デュアルホワイトニングの治療例
ホワイトニングに興味をお持ちの方は、次の注意事項をご覧下さい。
また、その他のご質問は相談フォーム・お電話でお気軽にお問い合わせください。
通常は良好なホワイトニング結果が得られます。
しかし、どの程度の改善が見込まれるかを確実に予測することは経験を積んだ歯科医師でも困難です。それは、変色の原因や程度・歯の質・ホワイトニング治療の度合いなどの要素により、個人差が大きいためです。
ホワイトニング治療中に起き得る不快感として、冷熱に対する知覚過敏、歯肉の灼熱感、歯の痛みなどがあります。特に知覚過敏は高い頻度で起きることがありますが、ホワイトニング終了後、数時間で消失しますので特に心配されることはありません。
ご自身によるホーム・ケアは、歯の白さを長続きさせる大切なポイントです。
そのためにはブラッシングを基本とする「正しいプラーク・コントロール」の励行が大切です。定期健診によるPMTC(歯の清掃)は虫歯や歯周病の予防にもなり、歯の白さを長続きさせることができるのでお勧めします。
ホワイトニング効果の持続期間は、変色の原因や生活習慣によって変わってきます。
初めてのオフィスホワイトニングの場合、比較的「歯への再着色」が早く起こりますので、最初は2~3回のオフィスホワイトニングをお勧めします。
ホワイトニング終了後3ヵ月~6ヵ月で再着色が起こることがあります。6ヵ月ごとにタッチアップ(再ホワイトニング)を行うことにより、歯の白さを維持することが出来ます。
ホームホワイトニングで使用するトレーは消耗品です。
トレーに穴があいたら、安全のためにトレーの使用を止め、歯科医院で新しいトレーを作りましょう。(製作費がかかります)
ホワイトニングでは、神経のある歯の色調は明るい白い歯に改善できますが、充填物や、補綴物(つめ物やかぶせ物)の色調は改善しませんので、ホワイトニングした歯との色差が目立つようになります。
あまりに目立つ場合は、これらの処置をやり直す必要がでてきます。
妊娠の可能性が高い方、あるいは妊娠中、授乳期の方にはホワイトニングは適応ではありません。緊急を要する処置ではありませんので、時期をずらして行うことをお勧めします。